マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/4/21(月)~2025/4/25(金)の市況

無担保コール市場

今週の無担保コールO/N物は、引き続きビッドサイドの資金調達ニーズが強く、0.47%台での出合いが中心となった。加重平均レートについても、大きな変動はなく、24日(木)までは0.476~0.477%と安定して推移した。25日(金)は週末となったが、特段大きな変化は無く、概ね同水準での取引となった。
ターム物は、1W~3M程度の期間で引き合いが見られた。これまでは証券会社を中心にロングターム物での調達ニーズが堅調に見られていたが、足もとではやや減退してきている事から、実際の出合いはショートターム物が中心となった。

日銀当座預金残高は、538兆円台からスタートし、その後は22日(火)に国債買入オペ、23日(水)と24日(木)に財政資金のまとまった支払いを受け、541兆円強まで増加したが、25日(金)はわずかに減少が予想された結果、540兆円程度での着地見込みとなった。

レポ市場

今週のGC T/N物の出合い水準は、概ね0.48~0.50%程度での推移となった。
SCは、ロールオーバーを中心に幅広い銘柄で取引が見られた。

短国市場

今週の短国市場は、3Mゾーンが堅調に推移した。
25日(金)に実施された3M物入札は、無難な結果となり、結果発表後のセカンダリーでは、特段の出合い無く閑散な地合いとなった。

CP市場

今週のCP発行市場は、月末週の発行にあたり、幅広い業態が大型発行を実施した。
市場残高は、概ね23兆円台前半~半ばで推移した。
発行レートについては、0.5%以上で推移しており、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきが見られた。

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