マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/3/10(月)~2025/3/14(金)の市況

無担保コール市場

今週の無担保コールO/N物は、引き続き資金調達ニーズが強い状況に変わりはなく、相場に大きな変化は見られなかった。
無担保コールO/N物の加重平均レートは、10日が0.478%、11~12日が0.479%、13日が0.476%と、試し取りの有無により若干の振れ幅をもって推移した。また14日(金)も概ね横ばい圏での出合いが中心となった。
ターム物に関しては、1W~4Mまでの幅広い期間で出合いが散見された。
日銀当座預金残高は、財政等要因や各種金融調節により518~520兆円程度で推移した。 。 

レポ市場

今週のGC O/N物は0.455~0.505%程度で推移する展開となった。
SC取引の個別銘柄では、2Y460~470回、5Y165~177回、10Y355~377回、20Y180~191回、30Y65~85回、40Y10~17回などで引合いが多く見られた。

短国市場

今週の短国市場は閑散な中、全ゾーンが横ばい圏で推移した。
14日に行われた3M物入札は強い結果となり、結果発表後のセカンダリーマーケットでも強含みで推移した。

CP市場

今週のCP市場は、鉄鋼・不動産・建設などの業態で大型発行が見られた。
市場残高は、期末に向けた事業法人による有利子負債圧縮の影響から、11日以降25兆円を下回っており、13日時点では24兆円台後半で推移している。
発行レートは、政策金利の引き上げ以降、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきはあるものの0.5%以上で推移している。タームについては、特に期間の短い調達を先行する動きが見られた。

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