マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2024/5/13(月)~ 2024/5/17(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、16日(木)より新積み期に入る週となったが、週を通して引き続き資金調達サイドのニーズは強く、レートは高値圏が続いた。無担保コールO/N物加重平均レートは、13日(月)から16日(木)まで0.077%で変化無く、17日(金)も0.077~0.078%中心の出合いで推移した。
ターム物に関しては、1W~2Wが0.12~0.15%、1M~3Mが0.15~0.30%で出合いが散見された。
日銀当座預金残高は、週前半は552兆円程度での推移となったが、15日(水)に5年債発行を受けて550兆円程度まで減少し、その後は概ね横這い圏での推移となった。

レポ市場

今週のGC T/N物の出合い水準は、概ね0.045~0.09%程度での推移となった。
SCは、カレント銘柄近辺や、チーペスト周りの銘柄にビッドが多く見られた。

短国市場

今週の短国市場は、1Yゾーンが入札を経て水準調整された。
16日(木)に行われた1Y物の入札は、事前予想通りの無難な結果となり、結果発表後のセカンダリーマーケットでは堅調に推移した。翌17日(金)に実施された3M物の入札は、やや強めの結果となり、セカンダリーマーケットでも堅調に推移した。

CP市場

今週のCP 発行市場は、鉄鋼、卸売、サービス等の業態で大型発行が見られた。
市場発行残高は、22兆円台後半から23兆円台前半での推移となっている。
発行レートは、0.1%以上で推移しているが、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきがみられた。

14日(火)にはCP等買入オペが事前予定通り3,000億円でオファーされた。結果は、按分レート0.154%、平均落札レート0.176%と、前回比(按分0.120%・平均0.154%)で按分、平均共に上昇した。

TOP
Copyright © 2016 セントラル短資株式会社.All rights reserved.