マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/7/14(月)~2025/7/18(金)の市況

無担保コール市場

今週の無担保コールON物は、週を通して0.475~0.478%近辺での出合いが中心となった。加重平均レートは、14日(月)に0.479%まで上昇する展開となったが、15日(火)以降は再び低下し、 17(木)まで0.476~0.477%で推移し、18日(金)も概ね同水準での出合いが中心となった。市場残高は3兆円を若干上回る程度となり、前週対比でやや増加した。
ターム物は、ショートタームを中心に0.4%台後半から0.6%台前半で出合いが散見された。証券業態の動向については、一部を除いて引き続き資金調達ニーズの弱い状況が続いている。

日銀当座預金残高は、週初519兆円程度からスタートした。その後は小幅な変動が続く中、18日(金)に気候変動対応を支援するための資金供給オペレーションの残高増加により、521兆円程度まで増加して着地する見込みとなった。

レポ市場

今週のGC T/N物の出合い水準は、0.48~0.50%で推移した。14日(月)~16日(水)のT/Nはビッドが優勢となり、前週比でやや低下した水準で推移した。17日(木)は短国の償還要因からオファーが出にくく、 0.48%までレート低下した。18日(金)は短国2銘柄の発行要因が重なることから、前日比でレートが上昇する展開となった。
SC取引の個別銘柄では、2Y450~474回、5Y150~179回、10Y355~379回、20Y180~193回、30Y65~87回、40Y13~18回などで引き合いが多く見られた。 。

短国市場

今週の短国市場は、1Yゾーンが弱含みで推移した。
17日(木)に実施された1Y物入札はテールが流れる結果となり、結果発表後のセカンダリーでは、小甘く推移した。 18日(金)に実施された3M物入札は強い結果となり、結果発表後のセカンダリーマーケットでも、強含みで推移した。

CP市場

今週のCP市場は、電気・ガス業、卸売業など複数の業態で大型発行が行われた。
市場発行残高は、週を通して25兆円台で推移する展開となった。
発行レートは引き続き0.5%以上で推移し、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきがみられた。  
  

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