マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/11/17(月)~2025/11/21(金)の市況

無担保コール市場

今週の無担保コール O/N物は、引き続きビッドサイドからの調達ニーズが強く、出合いの水準は0.475~0.478%が中心となった。また、試し取りが行われた影響により、加重平均レートは18日(火)に0.478%、19日(水)に0.479%とやや上昇した。
ターム物は、1W~3Mまで幅広い期間で、0.47~0.6%台で引き合いが散見された。

日銀当座預金残高は、週初490兆円強から始まった。その後は国債発行などにより減少する展開となったが、減少幅は小幅に留まったことから、21日(金)は490兆円弱での着地見込みとなった。
 
 

レポ市場

今週のGC O/Nは、0.50~0.51%のレンジでの取引となった。週を通してオファーの層が厚く、レートは高止まりとなった。
  SCは、カレント銘柄近辺やチーペスト周りの銘柄にビッドが多く見られた。  

短国市場

今週の短国市場は、1Yゾーンが底堅く推移した。
19日(水)に実施された1Y物入札は無難な結果となり、結果発表後のセカンダリーマーケットでも底堅く推移した。
21日(金)に実施された3M物入札は事前予想に比べ強い結果となったが、結果発表後のセカンダリーマーケットでは出合いは見られなかった。

CP市場

今週のCP市場は、電気・ガス業、鉱業、小売業など複数の業態で大型発行が行われた。
市場発行残高は、23兆円台後半から始まり、その後は増加傾向となり、20日(木)には24兆円台後半まで達した。
発行レートは、引き続き0.5%以上で推移し、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきがみられた。
 
  

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