マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/9/22(月)~2025/9/26(金)の市況

無担保コール市場

 今週の無担保コールO/N物は、引き続き調達ニーズが強く、出合いの水準は0.475~0.478%が中心となった。無担保コールO/N物加重平均レートは、22日(月)が0.476%、24日(水)は試し取りが行われたことから0.478%、25日(木)は0.477%となった。26日(金)は週末となったが、相場に大きな変化は見られず、概ね同水準での出合いが中心となった。
 ターム物に関しては、1W~3M程度の幅広い期間で引き合いが散見された。9月末越え要因からショートタームであっても0.60%程度での出合いも見られた。また、ロングタームでは、年内の利上げが意識され始め、レート目線がやや上昇する展開となった。

   日銀当座預金残高は、前週末に498兆円程度となっていたが、22日(月)の国債大量償還・利払いにより504兆円程度まで増加した。その後は多少の変動を伴いつつも概ね504兆円前後での推移が続いた。

レポ市場

 今週のGC T/N物の出合い水準は、概ね0.49~0.495%程度での推移となった。
 SCは、ロールオーバーを中心に幅広い銘柄で取引が見られた。

短国市場

 今週の短国市場は、全ゾーン横ばい圏での推移となった。
 26日(金)に実施された3M物入札は、甘い結果となり、結果発表後のセカンダリーでは、特段の出合いは見られなかった。

CP市場

 今週のCP発行市場は、月末週にあたり、幅広い業態から大型発行が実施された。
 市場残高は、週を通して概ね24兆円台半ばで推移した。
 発行レートについては、0.5%以上で推移しており、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきが見られた。
  

TOP
Copyright © 2016 セントラル短資株式会社.All rights reserved.