短期金融市場セミナー

短期金融市場の概要

概要

◇短期金融市場とは、期間1年以内の金融取引が行われる市場である。

          
期間による区分 短期金融市場:取引期間が1年以内の金融商品を取り扱う市場
長期金融市場:取引期間が1年超の金融商品を取り扱う市場
市場参加者による区分 インターバンク市場:市場参加者は金融機関・証券会社等に限定
オープン市場:金融機関の他、事業法人、公共法人等も広く参加
インターバンク市場 コール市場(有担保コール、無担保コール)、手形市場、ユーロ円市場、外貨資金市場
オープン市場 CD市場、CP(短期社債)市場、TDB(国庫短期証券)市場、債券現先市場、債券レポ(現金担保債権貸借)市場、株券レポ(現金担保株券貸借)市場
オフバランス市場 金融先物市場、OTC金利デリバティブ市場
短期金融市場と日本銀行の金融調節および金融政策 短期金融市場において、日本銀行はオペレーションや貸出等の手段を用いて、市場の日々の資金過不足を調節し、市場の金利形成に影響を与えている。こうして形成された市場金利は裁定等を通じて他の市場に波及し、最終的には経済活動水準や物価動向にも影響を及ぼす。このように、短期金融市場は金融政策の効果の波及経路として、重要な役割を果たしている。2014年10月現在の金融調節目標は「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」となっている。

◇構成イメージは以下の通りである

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