マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2023/5/29(月)~2023/6/2(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、週を通してレート水準が低位で推移した。
無担保コールO/N物は、オファーサイドの資金運用ニーズが強いなか、邦銀業態を中心としたビッドサイドの資金調達ニーズは限定的となった。レート水準は週初から徐々に低下する展開となり、31日には、月末要因により一部の取り手が不在となったことで、加重平均レートは▲0.071%まで低下した。1日以降は月末要因の剥落により、ビッド数は増加したものの、引き続きオファーサイドの資金運用ニーズが旺盛であったことから、レート水準は変わらず、▲0.07%台での出合いが中心となった。
ターム物は、ショートターム物を中心で▲0.075~▲0.055%近辺での出合いが散見された。

日銀当座預金残高は、29日に544兆円程度でスタートし、30日には国債買入オペなどを要因に547兆円台まで増加した。その後、週後半には税・保険料の揚げや債券の発行を要因に大きく減少する展開となり、2日には535兆円前後まで減少する見込みとなった。

レポ市場

今週のGC O/N物は、▲0.25~▲0.10%近辺での取引となった。足元では投資家の資金調達意欲が薄く、相場が上下し易い展開となった。
SCは、カレント銘柄近辺やチーペスト周りの銘柄にビッドが多く見られた。

短国市場

今週の短国市場は、3Mと1Yゾーンが週を通して堅調に推移した。
6月2日に実施された3M物の入札は、按分落札利回り▲0.1603%、平均落札利回り▲0.1703%と無難な結果となり、結果発表後のセカンダリーマーケットでも、落ち着いた展開となった。
短国買入オペは、30日に前回と同額の1,000億円でオファーされ、按分利回較差+0.004%、平均利回較差+0.004%と、こちらも無難な結果となった。  

CP市場

今週のCP 発行市場は、月末週にあたり石油、機械、卸売など幅広い業態で大型発行が見られた。
市場発行残高は31日時点で25兆2,202億円と、4月末(24兆2,596億円)から9,606億円の増加となった。発行レートについては、前週に引き続き0%近辺での出合いが中心となっている。しかし、ロングターム物の案件では、日銀による政策変更の警戒感からかレート水準にばらつきが見られた。

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