マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2019/9/9(月)~2019/9/13(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、台風の影響で市場残が落ち込んだ9日以降、日を追うごとにレートが上昇する展開となった。日銀当座預金残高は概ね397兆円台で推移した。無担保コールO/Nは、邦銀を中心に▲0.080~▲0.020%程度の出合い。週初9日は台風の影響から朝一の取引を見送る先が散見され、▲0.080%程度の限られたビッドに対してギブン中心の出合い。一方、体制が整った段階で調達に動いた先では、一巡後のオファーが薄い状況で取り上がる場面も一部に見られた。10日以降は9日に調達を見送ったビッドが復活。積み最終日を見据えた調達が加速し、日を追うごとにレートが上昇することとなった。12日にはレポレートの上昇を背景に、今まで様子見姿勢だった大手行も目線を切り上げて調達し、加重平均を引き上げることとなった。週末13日の積み最終営業日は大手行の動きは限定的だったものの、地銀業態等の最終調整のビッドから▲0.050~▲0.020%程度の出合いが見られていた。ターム物に関しては、ショートターム物を中心に▲0.050~▲0.040%近辺で引き合いが見られていた。
固定金利方式の共通担保資金供給オペは、13日に2W・15,000億円がオファーされ、応札額2,238億円(期落ち額2,219億円)の札割れとなった。

レポ市場

今週のO/N GCは投資家・業者のオファーニーズが共に厚く見られたことでレートを上げながらの推移となり、▲0.08~▲0.01%までのレンジでの出合いとなった。週初9日はT/N▲0.08%の出合いからレートを上げて▲0.05%までの出合い。10日T/Nは▲0.06~▲0.05%の出合い。11日には積み期間終盤に近づいたことでビッドサイドが薄くなり、T/Nはレートを一段と上げて▲0.05~▲0.02%までの出合いとなった。12日T/Nも同水準の▲0.05~▲0.01%程度の出合いとなった。13日T/Nは積み期が変わったことでレートは一旦低下したものの、短国発行を要因として業者のオファーニーズが厚く見られたことで再びレートを上げる展開となり、▲0.08%の出合いから▲0.06%程度までレート上げての推移となった。
SCについてはビッドが目立った銘柄は5y136~140、10y336~338、351~354、20y169、30y59~63、40y11にビッドが見られた。

短国市場

今週の短国市場は、閑散なマーケットだった。9日の6M物の入札後は、全般的に在庫の積み上がりが見られる地合いとなっていた。3M物は、週半ばまでは▲0.180%近辺での出合いも見られたものの、世界的に債券相場が弱含む中、週末には入札が不調だったことを受けてレートが大幅に上昇した。
9日に実施された6M物の入札は、WI取引において▲0.290%から▲0.315%まで買い進まれる展開となったものの、平均落札利回▲0.2883%、按分落札利回▲0.2643%と、WI取引ほどの強さは見られず、テールも流れる結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.290~▲0.275%での出合いが見られた。
11日に実施された短国買入オペは、5,000億円でオファーされた。オペ通告後に6M物が▲0.275~▲0.270%で出合う展開となる中、平均落札利回較差+0.006%、按分落札利回較差+0.002%と、在庫調整の売りからか小甘い結果となった。
13日に実施された3M物の入札は、WI取引において▲0.150~▲0.145%で出合う展開となったものの、平均落札利回▲0.1431%、按分落札利回▲0.1236%と、前回債からレートが上昇し、テールも流れる結果となった。

CD・CP市場

今週のCP市場は、小売・ゴム製品・電気機器業態等で大型案件が実施されたものの、9月末の残高調整の動きからか、週間発行総額8,500億円程度に対して、週間償還総額は1兆3,500億円程度と大幅な償還超のマーケットとなった。償還超とはなったものの、市場残高は週を通して21兆円台半ばで推移しており、前年比でプラス2兆円程度と、高水準の残高を維持している。発行レートは期内物に関しては0%近辺での出合が中心となっているが、投資家の運用ニーズの強い四半期を跨ぐ銘柄に関しては僅かなマイナスでの決着も見られている。
11日にはCP等買入オペが事前予定通りオファー額4,000億円で実施された。前回のオペから間もなく、発行が膨らんでいないことから更なるレート低下が期待されるなか、結果は平均落札レートが▲0.006%・按分レートが▲0.009%となった。予想通り平均・按分レートともに前回比(平均▲0.003%・按分▲0.006%)で低下したものの、高水準の市場残高を反映してか金利低下は小幅にとどまった。

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