マーケット情報
短期金融市場ウィークリー
2025/12/22(月)~2025/12/26(金)の市況
無担保コール市場
今週の無担保コール市場は、政策金利の引き上げに伴い、前週対比でレート水準が上昇する展開となった。
O/N物は、引き続き調達ニーズが堅調に見られるなか、出合い水準はこれまでと比べ概ね0.25%上昇し、0.727~0.728%が中心となった。その結果、加重平均レートは22日(月)~24日(水)までは0.727%、25日(木)は0.728%となり、
26日(金)も概ね同水準での推移となった。
ターム物については、1W~3Mの幅広いレンジで出合いが散見された。
日銀当座預金残高は、22日(月)に国債大量償還・利払いにより4兆円以上増加し、473兆円程度からスタートした。その後は、財政資金の揚げや国債発行により471兆円程度まで減少したが、25日に財政資金のまとまった払いが見られたことで、再び473兆円台半ばまで増加して推移する展開となった。
レポ市場
今週のGC O/N物は、概ね0.73~0.755%程度の水準で推移した。
SC個別銘柄では、カレント近辺の銘柄にビッドの出入りが多く見られた。
短国市場
今週の短国市場は、1Yゾーンが軟調に推移した一方で、3Mゾーンが強含みで推移した。
CP市場
今週のCP市場は、不動産、その他金融業、食料品など複数の業態で大型発行が行われた。
市場残高は、24兆円台後半から始まり、25日(木)には25兆円台前半まで増加した。
発行レートは、0.75%以上で推移し、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきが見られた。
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