マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2025/11/10(月)~2025/11/14(金)の市況

無担保コール市場

今週の無担保コールO/N物は、試し取りなどの特殊要因を除くと、0.475~0.478%近辺での出合いが中心となった。加重平均レートは、10日(月)に試し取り、12日(水)にBCP訓練による影響を受け、やや上昇する展開となったが、特殊要因が無かった11日(火)と13日(木)は、0.477%で推移し、14日も実質的な積み最終日となったが、特段大きな変化はなく、前日から横ばい圏での取引が中心となった。市場残高は、週を通して3兆円程度となり、前週対比で概ね横ばい圏で推移した。
ターム物は、0.4%台後半~0.7%近辺で出合いが散見された。

日銀当座預金残高は、週初492兆円台後半からスタートしたが、14日(金)には国債発行などを受けて490兆円程度まで減少する見込みとなっている。
 
 

レポ市場

今週のGCT/Nは、0.495~0.500%での出合いとなった。週を通してオファーサイドのニーズが強く、レートは付利金利近辺で推移した。
SCについては、カレント銘柄近辺や、チーペスト周りの銘柄にビッドが多く見られた。  

短国市場

今週の短国市場は、3Mゾーンが堅調に推移した。
14日(金)に実施された3M物入札は、事前予想に比べ甘めの結果となったが、結果発表後のセカンダリーマーケットでは強含みで推移した。

CP市場

今週のCP発行市場は、電気・ガス、不動産、建設業など複数の業態が大型発行を実施した。
市場残高は、週を通して概ね23兆円台前半で推移した。
発行レートについては、0.5%以上で推移しており、銘柄や期間により投資家の運用目線にばらつきが見られた。
 
  

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