マーケット情報

短期金融市場ウィークリー

2019/6/17(月)~2019/6/21(金)の市況

インターバンク市場

今週のインターバンク市場は、新しい積み期間に入ったことに加えて、14日の年金定時払いや20日の国債大量償還・利払いなどの資金余剰イベントが重なった影響もあり、全体的に低めのレートでの取引が中心となった。当座預金残高は400兆円前後で推移した後、20日の年金定時払いを経て408兆円台まで増加した。無担保コールO/N物は、各業態の資金調達需要が弱く、出合い水準は先週対比で低下したものの、大手行からは▲0.08~▲0.07%近辺で堅調なビッドが入ったため、底堅く推移した。週を通して出合いレンジは▲0.08~▲0.05%が中心となり、無担保コールO/N物加重平均レートは概ね▲0.06%台後半での推移となった。無担保コールの市場残高は、概ね7兆円台後半から8兆円台半ばで推移した。ターム物は、一部の業態から強い資金運用ニーズが発生し、1W物で▲0.07%台での引き合いが見られた。一方で期越えとなる2W物より長いターム物は、オファーが少なく閑散だった。
固定金利方式の共通担保資金供給オペは、21日に2W・15,000億円がオファーされ、応札額3,666億円(期落ち額2,493億円)の札割れとなった。
6月19日~6月20日に開催された金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定された。

レポ市場

今週のGC O/N物は、概ね▲0.105~▲0.085%程度の水準で推移した。週半ば以降は▲0.095~▲0.085%程度に落ち着いた。
SC個別銘柄では、5年134~139、10年336~354、20年164~168、30年55~62、40年6~11などカレント近辺の銘柄にビッドの出入りが多く見られた。

短国市場

今週の短国市場は、海外市場全般の金利低下を受けて債券相場全体が強含みで推移する中、店頭の買いや1Y物の入札結果が強めだったこともあってか、6M物で▲0.200%の出合いも見られるなど、6M超えの銘柄については連れ高の展開となった。一方、3M物については、在庫の積み上がりもあってか、▲0.135%近辺での出合いと軟調に推移した。
18日に実施された短国買入オペは、2,500億円でオファーされた。債券相場は堅調だったものの、短国に関しては需給環境も芳しくなく、オペ通告後には3M物で▲0.135%、6M物で▲0.164~▲0.162%、1Y物で▲0.179%の出合いが見られるなど、売りニーズの強さが垣間見える展開となった。オペ結果も、平均落札利回較差+0.018%、按分落札利回較差+0.015%と、マーケットの小甘い出合いを反映してか、弱めの決着となった。
19日に実施された1Y物の入札は、債券相場全体が強含みで推移する中、WI取引において▲0.180%での出合いも見られ、平均落札利回▲0.2068%、按分落札利回▲0.1851%と事前予想よりも強めの結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.250%と強めの出合いも見られたものの、大きくレートが低下したことで参加者も少なく、閑散なマーケットとなった。
21日に実施された3M物の入札は、WI取引において玉確保ニーズからか▲0.145~▲0.135%で出合う展開となる中、平均落札利回▲0.1384%、按分落札利回▲0.1288%と、業者の在庫の積み上がりを反映してか、テールが流れる結果となった。結果発表後のセカンダリーマーケットでは、▲0.130~▲0.129%出合いと按分レート近辺で推移した。

CD・CP市場

今週のCP市場は、償還総額1兆2,600億円程度に対して、発行総額1兆1,000億円程度とやや償還超となった。鉄鋼・機械・商社業態等からは期越えでまとまったロットの発行を行なう動きも見られた一方、四半期末を目前に控えて、調達に慎重になる先も見られた。発行レートについては、償還が増加する時期ではあるものの、市場残高20兆円程度のうち事業法人が18兆円超と高水準を維持しているため、積極的にレートを下げて玉を確保しようとする動きは限定的なものにとどまっており、殆どの銘柄で期越えの案件であっても0%から若干のマイナス圏での決着が中心となっている。

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