セントラル短資は多様な専門性を持つ部署で構成されています。
各部署がそれぞれの役割を担い、お互いに連携しながら、お取引先へのサービス提供や金融市場の安定に貢献しています。
ここでは、私たちの事業を支える各部署の仕事内容をご紹介します。

  • 資金営業部

    金融機関同士の短期的な資金の貸し借りである「コール取引」の仲介を専門に行います。コール市場は短資会社の設立の背景となった1902年から続く伝統的な市場です。現在では日本銀行が行う金融政策の市場調節方針であるTONAレートの指標となる短期金融市場の中核的な商品です。

  • マーケッツ営業部

    国債を中心とした「債券貸借取引(レポ取引)」や、企業が発行する短期社債(CP)の引受・売買を行っています。セントラル短資が自らディーラーとして売買を行っている点が特徴です。CP取引では一般事業法人とも取引を行っています。

  • 証券営業部

    株券を担保とした資金の貸し借りである「株券貸借取引(株レポ)」や、金融機関向けの投資信託販売を行っています。特定の金融機関系列に属さない中立的な立場で、多様な投資信託商品を提供できる点が強みです。

  • 総合企画部

    内外の金融経済に関する情報収集・調査研究、対外的な情報発信、財務、会計・税務関連業務、法務対応など、会社の企画・管理に関わる業務を担当しています。

  • 総務部

    採用活動、人事制度の運営・企画、社員の能力開発支援、福利厚生、そのほか組織運営に関わる業務を担当し、会社の基盤を支えています。

  • 業務部

    各営業部門の取引に関するバックオフィス業務全般を担います。多くのお取引先との取引を適切に管理しており、近年ではシステム化による業務の効率化・高度化が進んでいます。なお、新入社員はまず業務部に配属されるケースが多く、実務を通して他部署の業務を学んでいきます。

  • システム部

    社内システムの開発、運用、品質管理を担当しています。安定した業務遂行に不可欠なITインフラを支えています。

  • 資金室

    日本銀行の当社当座預金の管理や、必要な資金の調達など、会社全体の資金繰りを管理する重要な役割を担っています。

  • 証券業務管理室

    有価証券取引における法令遵守の遂行や、お取引先の信用リスク管理を担当しています。財務分析などを基にお取引相手ごとの与信枠を適切に管理しています。外資系のお取引先が増えていることから、英語を使用する機会もあります。

  • グループ事業室

    国内および海外のグループ会社の管理、支援、連携やそれに関わる内外の情報収集などを行っています。海外拠点との連携もあるため、英語や中国語の能力が活かせる部署です。

  • 決済管理室

    円滑な決済のため、時間帯による資金過不足の管理や日中の資金調達など、会社全体の多岐にわたる決済を総括しています。

  • 内部監査室

    社内の業務が適切に行われているかを独立した立場から検証する内部監査の企画と実施を担当しています。

  • リスク管理室

    市場リスク(金利動向による価格変動など)や信用リスク(お取引先のデフォルトなど)を専門的な手法で把握・分析し、営業部門のリスクとリターン状況を継続的に管理しています。

  • 大阪支店

    本店と連携しながら西日本のお取引先に対する営業活動全般を行います。また、東京市場が機能しない場合に備えたBCP(事業継続計画)拠点としての役割も担っており、少人数ながら幅広い業務を行っています。