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Career Step02

当たり前を疑い、
独自の視点を磨く。
真っ先に相談される
存在を
目指して。

Introduction

マーケットの熱気に引き寄せられてセントラル短資の扉を叩いた社員T。ディーラー、ブローカー、そして新たな営業分野へと、部署異動を通じて多様な業務を経験し、専門性を深めながら成長を続けるキャリアをご紹介します。

S.T.
(2013年入社)

証券営業部

step01

2009-13

寿司屋、不動産会社、
税理士事務所、
さまざまな
経験を通して進むべき
方向を模索
  • 学生時代について

    高校まではハンドボールに打ち込み、大学に入ってからはアルバイトに明け暮れました。寿司屋のアルバイトをメインに、色々な経験をしてみたいと、不動産営業、外資系の税理士事務所などで働いたこともあります。金融市場に興味を持ったきっかけは、大学の授業でディーリングルームの映像を見たこと。独特の緊張感に惹かれ、就職活動ではマーケットに携わる仕事を軸にしました。中でもセントラル短資は、少数精鋭で特定のマーケットに特化しており、将来のキャリアをイメージしやすかった点も魅力でした。

step02

2013-14

業務部に配属
  • 仕事内容

    業務部では、営業部署が成立させた取引の後の工程を担当します。取引内容に相違がないか確認したり、兆円単位の資金や証券の受け渡し手続きを行ったり。まさに金融市場の土台を支える部署で、スピードと正確性が求められます。入社後の半年間は、業務後に講義を受ける形で、当社の扱う商品や仕事の流れ、金融の基礎知識について、研修やOJTを通じてじっくりと学びました。

  • 学んだこと

    バックオフィスの事務能力が、実は会社全体の取引量に影響することを学びました。私たちの処理能力が、会社の収益を伸ばす起点であり基盤なのだと実感しました。また、どんな仕事でもまずは前向きにトライすること、そして「今の仕組みが最善か?」と常に問いかけ、改善点を探す思考力が身につきました。この部署での経験が、その後のキャリアの礎になったと感じます。

step03

2014-16

マーケッツ営業部に配属
  • 仕事内容

    マーケッツ営業部の債券トレーディンググループでは、短期国債の入札に参加したり、その後の流通市場では短期国債の売買業務を行いました。配属当初は先輩から債券の基礎知識を教わりながら、自分なりの相場観を磨き、OJTを通して徐々に実務を任せてもらえるようになりました。
    国債は単に売買するだけでなく、さまざまな取引の担保としても活用されます。当時は大規模緩和の中で国債の流通が細っている中、さまざまな金融機関から国債の取引ニーズがあり、ニーズにマッチした提案ができた時はうれしかったですね。

  • 学んだこと

    厳格なリスク管理や規制の中、リスクとリターンのバランスを考えながら、取引先の多様なニーズに応えることで相場観が磨かれました。また、「当たり前」を疑い、常にアンテナを張ることの重要性も学びました。例えば、取引先からの電話の時間がいつもと違ったとして、「何か会議があったのではないか」「これから戦略が変わるのでは」といったように、背景の事象を考え続けていました。国債取引は経済全体とつながっているので、広い視野を持つことの大切さも感じました。

step04

2016-24

資金営業部に配属
  • 仕事内容

    8年間在籍した資金営業部は、コール市場のブローキング業務を行う部署です。コール取引では、私たちがブローカーとして全国の金融機関の中から、資金の出し手(運用サイド)と取り手(調達サイド)の条件が合う先を見つけ、マッチングします。債券ディーラーとは全く違う雰囲気で、お取引先とのコミュニケーションの取り方や必要な知識を、業務を通じて学びました。在籍期間の後半は、中堅として後輩の育成も担当しました。

  • 学んだこと

    一回の取引で数千億円が動く市場の最前線に立てること、そして日本の金融政策の誘導目標になっている「無担保コールレート翌日物」の動きを肌で感じられるのが、この仕事の最大の面白さでした。お取引先からは金融政策に関する質問も多く、常に最新情報を学び、的確に答えられる知識が不可欠でした。私個人としては、近江商人の「三方よし」の考え方を大切にし、出し手、取り手、そして市場全体の発展を意識していました。

step05

2024-

証券営業部に配属
  • 仕事内容

    現在は証券営業部で、機関投資家のお取引先向けに投資信託を販売し、資産運用のサポートをしています。お取引先のニーズに合った商品を紹介するだけでなく、時には運用会社と協力して新しい商品を企画・組成することもあります。短期金融市場の枠を超えたフィールドで、これまでの経験とは異なる知識が求められるため、今は先輩に教わりながら日々勉強中です。

  • 学んだこと

    この部署では、お取引先自身も明確に把握していない「潜在的なニーズ」を発掘し、提案していく洞察力がより重要になります。日々のコミュニケーションや開示情報、相場動向など、あらゆる情報からお取引先の状況を推察し、最適なソリューションを考える。これまで経験してきた部署よりも競合となる会社が増える中で、「短資会社ならではの視点」を活かして信頼を得ていくことに、新たなやりがいを感じています。

FUTURE

お取引先に誰よりも信頼される存在になるために
  • 私が目指すのは、お取引先から「この人の話を聞いてみたい」と思われるような、頼れる存在になること。最近では「推し活」という言葉がありますが、お取引先に私自身のファン、そして会社のファンになってもらえるように知識や人間性を磨き続けたいです。将来的には、幅広い部署を経験して「短期金融のことならこの人に聞こう」と言われるような、真のプロフェッショナルになるのが目標です。