日本の金融市場を、
セントラル(中枢)
で支える

みなさんは「短期金融市場」という言葉に、どの程度馴染みがあるでしょうか。
株式市場などに比べ、一般的に目に触れる機会は少ないかもしれません。
しかし、この市場は、私たちの経済活動に不可欠な資金の流れをつかさどり、
日本銀行による金融政策が実行される、まさに日本金融システムの根幹を成す場なのです。

私たちセントラル短資は、この短期金融市場のプロフェッショナルとして、
110年以上にわたり、日本の金融インフラの中枢機能を担ってきました。

  • ビジネスポジションBusiness Position

    短期金融市場は、
    金融の基盤そのもの

    短期金融市場とは、主に期間1年未満の資金の貸し借りや、短期の金融商品が取引される場です。
    銀行などの金融機関は、企業や個人の日々の資金ニーズに備え、一時的にお金が余る先もあれば、不足する先も出てきます。この過不足を調整するのが短期金融市場の大きな役割です。
    もし、短資会社が存在せず、この市場の機能が停止したらどうなるでしょうか? 金融機関同士の資金調整が滞り、企業への融資や個人のお金の引き出し(ATMの稼働など)に支障が出る可能性があります。国債取引などほかの市場にも影響が及び、経済全体が不安定になりかねません。

  • ビジネスモデルBusiness Models

    「つなぐ」プロフェッショナル
    として信頼を築く

    セントラル短資は、短期金融市場に参加する銀行、証券会社、保険会社といった金融機関や、大手の事業法人などの間に立ち、円滑な取引をサポートしています。
    主な役割としては、お金が余っていて運用したい参加者と、お金が不足していて調達したい参加者のニーズを的確に捉え、最適な条件で結びつける資金の仲介(コール市場など)。そして、国債などの有価証券(レポ市場など)や、企業が発行する短期社債(CP市場)などの売買を行い、市場参加者の効率的な資金調達・運用を支援しています。
    単に注文通りにつなぐだけなら、機械でもできるかもしれません。しかし、実際の現場では「これだけの資金を調達したいが、市場はどう動くと思うか?」「いつ、どんな条件で取引するのがベストか?」といった高度な相談が日常的に寄せられます。私たちは、深い市場知識と分析に基づき、お取引先にとって最善の提案を行うことで信頼を獲得し、「困った時に頼られる存在」となることを目指しています。一人ひとりが一日で数千億円規模の取引を担当することも珍しくなく、ダイナミックな市場の最前線で大きな責任を持って仕事に取り組んでいます。

  • ビジネススケールBusiness Scale

    日本の金融市場を支える短期金融市場において、セントラル短資はトップクラスの存在感を誇っています。

    • 純資産 堅実

      経営は安定しており、お取引先の多様な
      ニーズに応えられる体力があります。

    • 創業以来の歴史 110年以上

      明治42年(1909年)の創業以来、
      日本の金融市場を支え続けています。

    • コール市場 12兆円

      コール市場の取引規模。
      金融機関の日々の資金調整を支えています。
      2024年度

    • CP市場 24兆円

      短期社債(CP)市場の取引規模。
      事業法人の資金調達をサポートしています。
      2024年度

    • 債券レポ市場 390兆円

      債券レポ市場の取引規模。
      日本の金融市場を支える重要な市場です。
      2024年度

    • 1回の取引 1,000億円

      1回の取引が1,000億円を超えることも
      珍しくありません。
      金融の中枢にいることを実感できます。

    • 社員数 約150人

      少数精鋭で業務を行う社員数。
      若手のうちから大きな責任を持って
      活躍できる環境です。

    • 日本の短資会社の数 3社

      日本に存在する短資会社の数。
      金融市場のインフラとして重要な役割を
      果たしています。