| ◆R T G S の効果 |
日本銀行は、取引先との間をオンラインで接続した日銀ネット(日本銀行金融ネットワークシステム)上で、「即時グロス決済(RTGS)」を提供している。
支払指図1件毎に即時に決済を行うRTGSの場合、金融機関の債務不履行が発生したとしても直接影響を受けるのは取引相手方に限られるため、問題の焦点を絞りやすく、システミック・リスクを極小化できるメリットがある。
海外の主要国においても、同様の理由からRTGSの導入が成されている。 |
| ◆日中当座貸越の実施 |
金融機関からあらかじめ差し入れられた担保の範囲内で、日中当座貸越による資金供給を行うこと。 |
◆国債DVP
同時担保受払 |
国債決済においては、「国債DVP同時担保受払」(ITC――In-TransitCollateral)機能を提供し、国債(政府短期証券を含む)を購入した金融機関はその国債を担保に直ちに日本銀行から日中当座貸越を受けて購入資金に充てることができる。 |
◆RTGS下の市場慣行
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「返金先行」のルール |
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午前9時から直ちに返金を開始、遅くとも極力10時までに返済する。 |
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当日決済の場合 |
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約定から決済までは原則1時間以内に行うことを目処。 |
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オープンエンド取引 |
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原則オーバーナイト取引を基本型。継続の可否・取引条件変更の有無の意思表示リミットは翌日10時まで。 |
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バイラテラル・ネッティング |
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先日付取引分と約定当日スタート分の切り離し。 |
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資金と国債を同時に受渡しするDVP決済が広く用いられている。 |
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朝方からの速やかな決済を行うルール |
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午前9時以降 |
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決済単位を小口化 |
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原則1件につき50億円を上限として決済。ただし、日本銀行との取引(国債系オペ、新発債の払込、担保の差入れ・返戻に関する取引等)は対象外となっている。
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フェイル・ルールの導入 |
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カット・オフ・タイム(フェイル等の認識を行う為の通常決済締切時限)、リバーサルタイム(カット・オフ・タイム時点において、取引当事者間で決済時刻延長の合意がなされた場合におけるフェイル状態の解消、及び決済の内容に過誤があった場合の訂正等を行う時間帯)を設定。民間同士のフェイルについては特別の罰則は設けず、遅延損害金等の接受は原則行わない。 |
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ネッティング |
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原則、同一銘柄・同一額面の国債に係るネッティング(ペアオフ)によるバイラテラルのペイメント・ネッティング。 |
| (詳細は日本証券業協会「国債の即時グロス決済に関するガイドライン」参照) |
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