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値洗い |
| 株式は相場により価格が変動する。貸借対象株券の時価総額を毎日計算して、基準担保金率(掛目)を乗じた金額(値洗い後基準担保金額)と差入れてある担保金額の間に差が生じた場合、担保金の過不足額を受け払いすることで時価変動とのずれを調整する。日々、貸借対象株券の時価総額を再計算し(「値洗い」という)、その結果により担保金の調整を行うことで取引のリスクは軽減される。 |
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調整の仕組み |
《相場上昇時》
「値洗い後基準担保金額(時価総額×基準担保金率)」が「差し入れてある担保金」を上回る。
→ 担保不足・追加担保金の差入れが必要(貸出者に追加担保金の請求権)。
《相場下落時》
「差し入れてある担保金」が「値洗い後基準担保金額(時価総額×基準担保金率)」を上回る。
→ 担保余剰・追加担保金の返還が必要(借入者に余剰担保金の返還請求権)。 |
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値洗いのスケジュール |
| 前日の終値をベースに毎日行い、翌営業日に担保金を調整する。 |
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担保金調整の方法 |
| 値洗い計算による担保金の過不足額は、前述のスケジュールで速やかに調整されることが原則。しかし、諸般の事情から過不足額の調整は日々行わないこともある。受け払いを起こすタイミングとして「上限・下限担保許容担保金率によるもの」「マージン※・コールによるもの」の二種類の方法があり、組み合わせて使う場合もある。 |
| ※マージン:担保金額と時価に基づく基準担保金額との差額。 |
| (a) |
上限・下限許容担保金率によるもの |
| 時価に基づく基準担保金額に基づき上下数%(例えば5 %)の許容範囲を設け、担保金額がこの許容範囲を超えた場合のみ、過不足金の受け払いを行うものである。 |
| (b) |
マージン・コールによるもの |
マージン・コールとは、その範囲内で値洗い期間中いつでも取引の相手先に対し、追加差入れの請求または担保金の一部返還請求が出来る権利である。この場合担保金の過不足額の請求をするか否かは、取引主体の自主的な判断による。ただし、請求をされた側は必ず請求に応じなければならない。
マージン・コールの実施により、リスク管理を機動的に行うことが出来るという利点が生じる。 |