| ◆ 市場創設の背景 |
わが国のコール市場は、1902年(明治35年)頃に、銀行が支払準備金としてコール資金の必要性を認め、金融機関相互間の資金尻調整の場として創設された。1927年の金融恐慌の経験等からコール資金の取引は、有担保原則が確立されることとなった。 |
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[取引方式] |
従来からの「ディーリング方式」に加え、※RTGS化に伴い「ブローキング方式」が導入された。 |
| [取引の法的性格] |
担保付き金銭消費貸借取引。 |
| ◆ ディーリング方式 |
資金の出し手金融機関から、短資会社は自己勘定で資金を取り入れ、取り手金融機関へ自己勘定で資金を貸し出す方式(担保は資金の取り手から短資会社へ、出し手には短資会社から差し入れられる)。 |
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オファ−・ビッド制 |
資金の出し手(オファー・サイド)と資金の取り手(ビッド・サイド)の双方から取引希望条件(金額・レート・期間・担保種類等)の提示を受けて、短資会社が出合いをつける。 |
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[取引金額] |
最低取引単位は原則として、5億円以上で1億円刻み。 |
| [取引レート] |
オファー・ビッド制による自由レートで、資金の出し手・取り手と短資会社が合意したレート。 |
気配値制 |
短資会社が呈示する気配レート(その日の地合いを勘案の上、各短資会社が独自に決定したレート)を適用する。 |
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[取引金額] |
原則として5億円未満で、最低取扱単位を1千万円以上1百万円刻み。なお、5億円以上の取引金額の場合も取引当事者双方の合意があれば、「気配値制」による取引とすることもできる。 |
| ◆ ブローキング方式 |
短資会社はあくまで取引の媒介を行うのみで、原則として資金決済・担保品授受は資金の出し手・取り手の当事者間で直接決済する方式。 |
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[取引金額] |
最低取引単位は原則として、5億円以上で1 億円刻み。 |
| [取引レート] |
オファー・ビッド制による自由レートで、資金の出し手・取り手の双方が合意したレート。 |
| [担保と資金の決済] |
スタート時刻を目処に、資金の取り手は資金の出し手に担保を差し入れる。担保の振替を確認の上、資金の出し手は資金の取り手へ資金決済する。エンド日にはエンド時刻を目処に逆の流れとなる。 |
| ◆ 担保の取扱 |
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[担保の種類と掛け目] |
有担保コール取引の担保は、取引金額に対して割増し担保差入方式となっており、担保の種類別に掛け目が設定されている。 |
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[担保品の授受] |
搬送リスクを回避するため、「短資取引担保センター」内で口座振替により一括処理される方法と、「国債振替決済制度」を利用する方法がある。
*担保種類、掛け目、短資取引担保センター、国債振替決済制度については別途記述。 |