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短資取引約定確認システム

短資取引約定確認システム

  • RTGS化後のコール取引については、取引一件毎に取引当事者間で直接資金決済を行うこととなり、約定確認や決済情報の伝達の迅速化・正確性が要求されることとなった。このため短資協会では、「短資取引約定確認システム」(約確システム)を構築し、2001年1月4日より稼動している。2008年10月14日より、次世代RTGSや手形レス取引に対応した新システムへ更新された。なお、2014年3月末現在の参加者数は253先となっている。
システムの特徴
  • ①短資会社経由の取引の約定確認作業の迅速化と一元的に確認業務を行うことにより、RTGS化後の事務負担軽減(従来は電話やFAXにより実施)。
  • ②資金決済口座や新規実行時間、期日決済時間等の情報連絡。
  • ③約定確認データの自社・自行庫システムとの電子的照合がシステムで可能となり、効率的かつ厳格な管理が行える。
事務フロー
  • ①短資会社は約定が成立すると、短資取引約定確認システムに入力する。
  • ②市場参加者は設置された約定確認システムの端末から約定確認済データ(OKサイン)を送信することにより約定が確認される。
  • ③約定確認が完了すると一連の作業が終了し、「コール資金取組票兼利息計算書」、「コール資金媒介報告書」が作成される。
利用料システム運営のための基本料金と約定成立分1件ごとの従量料金が発生する。
約確システムの仕組み
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